介護職として仕事をする場合、職場によっては運転免許が必要なケースも少なくありません。
運転免許を必要とする代表的な仕事といえば、送迎が必須なデイサービスです。

デイサービスでは、毎日高齢者を自宅に送迎しているため、運転免許は必要不可欠です。
職場によっては送迎を専門とするスタッフが常駐しているところもありますが、急な送迎が必要になるケースもあるため介護職は運転免許を取得していることが前提となるところがほとんどです。

また訪問介護など、サービスを利用する高齢者の自宅に訪問しなければならない現場でも運転免許は必要となります。
距離によっては自転車で自宅に訪問する人もいますが、大雨・嵐の日、夏や冬の厳しい温度環境があることを考えると、車を利用した方がいいのは明確です。

そのため、基本的には運転免許を持っていることが求められ、訪問する際にも社用車を利用しているというところがほとんどです。
ちなみに訪問入浴の仕事の場合も、スタッフが浴槽などの荷物を運搬しなければいけないため、運転免許は必要です。

もし、介護業界で運転に特化した仕事に就きたいと考えるのであれば、介護タクシーといった仕事を考えてみるといいでしょう。
こちらでは運転免許が必須とされている他、介護職に関連する資格も必要とされます。このように、現場によって必要とされる能力はさまざまであるため、事前にきちんと確認しておくことが大切です。